2011年03月31日
4月のアトリエ 予告 ・ 再生新生への永い道のり。心に沿う。
木曜 : 07・21・28日
土曜 : 02・16・23日
日曜 : 10・17・24日 曜日限定なく いらしてください。
普段から もそもそしていますが、
普段の生活のよくあるミスとも違う........落とすはずのないシーンで物を落とし、
これこそはと慎重に事を進めたはずの........例えば.......画像が無く(つまりセットしてなく)
これではまずいと、気を入れたはずが、レジで財布が無い初めての経験はショックでした。
単なる自己劣化ばかりではないように感じます。(自分がそう思っているだけですが)
日々を いつも通りにこなす のだ と思ってはいるものの、
3.11以降 今居る意識も意義も空ろで、報道を見ては奥歯を噛みしめ低迷 の弥生でした。
この呼吸の浅さは、みんな同じなんだろう と思います。
気の遠くなる現実に襲われ、道が立ちふさがれた罹災の方々にとって、
この先、多少物理的に充足されていったとしても、
「心が生きる一瞬が増えていくこと」 これが、究極のテーマだと思います。
つまづいても、次第に気持ちが生きていけば、
僅かずつでも先に進めることを私たちは知っていますが、この震災は全て想定外の現実です。
事態は刻々と変化しているようですが、
報道と現地との格差、感覚差も大きいのだと思います。
避難所等で、相互に助け合っていらしても、罹災した方の(人間の)心の内は複雑で多様ですから、
時間が経てば経つほどに、傾聴する人が (外から聞く人.が......プロでなくとも) 必要です。
口を閉ざしがちな人が、不安定な気持ちの絡みを吐露するのも、
また、耳を傾けるのも短時間ではなかなか難しいものですが、
特に変わらない暮らしの中でも、、無口な人も、口下手な人も、引きこもりでも、人嫌いでも、
みんな本当は(話したい人と)話をしたいのですから、
(気持ちが表れた絵を描いてほしいと思うアトリエで、いつもそう感じています)
この状況では殊更です。
医療関係やボランティアの方々のお働きもあるようですが、
国策としての 継続的な特別なメンタルケアシステムの構築を願っています。
特に同様の経験をした人との会話は力になっていくでしょう。
人の存在もあって、次第に人は自分の力で生きていけます。
人は弱いものですが、強いものです。
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コーチ作、雛人形も入っている過去の絵を、3月にここへ と思っていたのですが。
(4月雛祭りの所もあるようです) 油彩画をモノクロ撮影です。


愛読している知人のブログ 「大渕婦人日記」さんの富士山の姿がとてもありがたく、
先日の墓石のリポートも、地震の後に興味あるものでした。
この「造る」関連で・・・・ これは、楠の木 コーチ手製 墨書きのお位牌です。
興味があるという方がいらしたので、仏壇からおろしてみました。

こちらは、(ボケていますが)トライアスロンで活躍の夫を亡くされた方からの ご指定の二文字です。
アトリエで彫ったものではなく、(難しいところですが)思う線までの仕上がりではありませんが、
お名前からの一文字「人」は、まだ若く背の高い彼の動きを彷彿とさせるように感じています。

お寺関係(?)の絵はご所望あり、時々描きます。

この現実の中、アトリエは充実しています。和やかです。



静岡でまだ寒いのですから 東北の皆さんは如何ほどかと心痛みます。
今年は桜の便りも寂しい気がしますが、銀賞少年は ここのところイキイキとしていると。
子 ど も は 希 望 で す。
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Posted by takibi at
02:35
2011年03月18日
福島からkちゃんが来ます。
静岡市葵区呉服町で 曹洞宗の若い僧侶の方々が義援金托鉢をしていました。
考えていたところだったので とてもありがたく.........
ライフライン食料燃料は勿論ですが、子どもたちに紙とクレヨン の願いをこめて。

17日 静岡も冷たい一日でしたが、被災地は氷点下です。


体が硬くなって芯がふわふわの一週間、
気がつくと、庭の白もくれんが もう落ちはじめています。
30万人の方々へ 力は少しずつ届き始めている......よう......ですが、
避難先で命を失うという更なる現実、 どうか なんとか危機を越えて下さい。
バスの予約がとれたというkちゃんを迎える予定です。
kちゃんは小中高校時代アトリエに通っていました。
まだ20才なのにマンガ・イラストで自活しています。
Posted by takibi at
01:45
2011年03月14日
2011年03月13日
壊滅的 国難です。
北国の春はそこまで来ていたのです。
13日 深夜
まだまだ救助されていない多くの方々がいます。
被爆の報も続く、原子力特別災害。
増大していく惨状に、胸が潰れ目眩がしそうな中、
抱えたあかちゃんの目を見る自衛隊員の笑顔に救われます。
昨日アトリエで、小学生に 「まずは机の下に入る」 と話しましたが、
内心は茫然。
今は、ただ願い祈ることしかできません。
13日 深夜
まだまだ救助されていない多くの方々がいます。
被爆の報も続く、原子力特別災害。
増大していく惨状に、胸が潰れ目眩がしそうな中、
抱えたあかちゃんの目を見る自衛隊員の笑顔に救われます。
昨日アトリエで、小学生に 「まずは机の下に入る」 と話しましたが、
内心は茫然。
今は、ただ願い祈ることしかできません。
Posted by takibi at
06:43
2011年03月07日
ワハハ チクチク こつこつ 大人の読書会
3月5日夜 アトリエが終わったあと、子ども作stuffingを ちょっと直しました。
多少疲れていても、この作業をすると心身が落ち着きます。 が、すぐに深夜です。
赤いのは綿入り リンゴ 我が子が描いたデザイン + その母 の合作です。

6日 綿詰めの作業をしながら、おかしくて いい顔をして笑っているAちゃん。
頭部が モクモクモク みんなもワハワハ かなり楽しい。
そのモクモクを詰めて、スムースにベストラインの閉じ縫いをしていました。
既に何体か作り慣れてきたとはいえ、それはみごとな頭部サイズです。 実は凄く難しいこと。
幼い頃に好み得意だったことは先に生きます。
いわゆる「かわいらしい手芸」狙いではない布好きコーチは、ほくそえむ。
人を描き、ボディを創る ことの意義に近づいてきた音がするからです。
うんうん いい と ほめる、 いやァいいと また感嘆、 忙しい。

こつこつ 少しずつ 年末のアトリエ展覧会の準備をしています。
色々と整理中 しばし見入る O君 ビュフェ美術館コンクール受賞の水彩画。
よく時間かけました。 ギターが好き まさに特技、園児の頃から抜きん出ていたドローイング。

今年も卒業 巣立ち の春を迎えました。
大人は卒業なく日々を綴っていくのですが、
折々に自分の力で 段落調整やら、しまい込みやらしなくては停滞してしまいます。
(・・・のようです)
私的には停滞も好みなのですが、この季節の花の香りは次に向けての励みになります。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
よろしければ 2月5日の 大人の読書会 ご案内をお読み下さい。
Posted by takibi at
09:46